バイリンガルMCが語る、YouTubeやSNSに強いイベントのつくり方
- Allie Sakakibara
- Jun 15
- 3 min read
こんにちは。榊原アリーです。
日英ネイティブバイリンガルMCとして、さまざまな現場でマイクを握ってきましたが、最近「現場のこと」「SNSや動画との関係性」など、自分の中で気づいたことを少しずつ言語化していきたいと思い、このブログを始めました。
1. 現場で見える「SNSと相性のいいイベント」
企業イベントや国際カンファレンス、ウェディングやスポーツイベント──司会として現場に立っていると、終演後にこんな声をいただくことがあります。
「SNSの反応がすごく良かったんです!」「動画をアップしたら、社内でも話題になって」
私自身もそれを嬉しく思いながら、自然と「どうしてこのイベントは広まりやすかったのかな?」と考えるようになりました。
SNSやYouTubeに載せたときに“伸びやすいイベント”と、そうでないイベントには、なんとなくの共通点があると感じます。
2. 実は、裏方の経験もあります
少しだけ背景の話をすると、私はプロMCとしてだけでなく、PinterestやDiscovery Channelでマーケティング部に所属するサラリーマンをやりながら、イベントを企画・運営する側(全体予算の管理やMCのキャスティングなど)、更にProducerとして映像制作も経験してきました。Google社員時代はYouTubeチームに所属し、数千人のクリエイターを支援したり、ブランドの発信戦略に関わったりしていました。
こうした経験から、イベントという“場”を、表(進行)と裏(設計)の両方の視点で見る癖が自然と身についてきたのだと思います。
3. SNSで反響が出やすいイベントの特徴
SNSで反応が良いと感じるイベントには、いくつかの共通点があります:
思わず撮りたくなる演出や空間構成
コメントしやすい“一言”がある(例:「今日は○○記念日です!」など)
動画にしたときに「誰に届けたいか」がはっきりしている
もちろん、反響には運や偶然も関係します。でも、「なんとなく共有したくなる雰囲気」を持ったイベントは、やはり強いな…と、現場にいるとよく感じます。
4. MCとしての進行と、SNS戦略の視点
私は司会として進行に集中しながらも、気づけばこんな視点でイベントを見ていることがあります:
この場面はハイライト動画に使えそうだな
この言葉、短く切り抜かれたら印象的かも
この配置、SNS投稿に映えそう
そういったポイントを拾うクセは、多分、映像業界にいた経験と、長年SNSコンテンツや発信の仕事に関わってきた影響なのかもしれません。自分でも「無意識にやってるな」と思う瞬間があります。
5. SNSや動画のこと、よくご相談いただきます
イベントのあと、現場でご一緒した主催者の方や出演者の方から、こんなお声をいただくことがあります:
「動画を社内用に編集したいんですが、どこを残せばいいですか?」
「SNSでの投稿、何から始めればいいですか?」
「海外にも届けたいけど、英語でどう表現したらいいか迷っていて…」
そんな声にお応えするために、司会業とは別で、コンテンツやSNS活用のご相談窓口としてnania studioというサービスも立ち上げました。
6. 最後に:イベントは、「伝える」×「届く」
その場にいる方々に“伝える”こと。イベント後に、SNSやコンテンツを通じて“届く”形にすること。どちらも大切な要素だと、ここ数年で強く感じるようになりました。
イベントが終わったあとも「話題が続く」。そんな場作りに、これからもMCとして、あるいは裏側のサポーターとして、関われたら嬉しいです。ちょっと真面目に書いてしまいましたが、MCのお仕事のご相談も、これまで通りぜひお気軽にご連絡ください。
📩 SNSやコンテンツ活用でお悩みの方へ
MCのご依頼とあわせて、動画やSNSまわりのちょっとしたご相談でも大歓迎です。
▶ 詳しくは:nania studio公式サイト
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